USPSの洗礼

アメリカあるあるの一つに、USPS*1にひどい目に遭わされた、というのがある気がします。
これまであまりトラブルになった記憶がないので、そんなのもあるんだなあ、と思っていたのですが、今日見事に(?)窓口氏とケンカする羽目になりましたw

本務先の先生に頼まれて、急ぎの書類を日本に送ることになってUSPSのGlobal Express Guaranteedという一番早いサービス(FedExを使って都内と近郊で2営業日、ほかの大多数の地域で3営業日、一部離島等で4日〜*2。しかし書類1枚送るだけで$76.25も取られる*3)を使おうとしたのですが、

1)日本語と英語の住所併記はダメだと言われて伝票書き直し(これはわからないでもないし仕方ない)
2)電話番号が必須だと言われて突き返される(これもまあしょうがない。とりあえず代替となる電話番号を書いておいた)
3)郵便番号が間違っているかサービス範囲外と言われて突き返される

一応、聞いてたのが違ったら困るなーと思って日本郵便のサイトで調べたけどやっぱり合っていて、コードブック的なもの(たぶんこのService Guide)をのぞくと、なぜか郵便番号が5桁で表記されてるんですね*4
で、日本の郵便番号は7桁だし、頭5桁とそれに対応する自治体名は合ってんだから頭5桁だけ入れて進めてよって言ったら、いや伝票に7桁書いてあんだろと言われ…。このまま5桁で入れろと言ってもらちがあかなさそうなので、どっかに頭5桁を使えって書いてないかと思って一度窓口をどいた上でService Guideを読んだら、日本の郵便番号はNNNNNNNの形式でこの番号が必要だって書いてある箇所があったので*5、「ほら7桁ってあるでしょ、とりあえず最初の5桁入れてよ」と言っても、「んなこと言われたってエラー出てるし私はわかんないわよ」「あんたが7桁書いててその7桁入れたらこのエラーが出てきたのよ、読んでみなさいよ!」と"The code entered is either invalid or out of service area"みたいなエラーを読まされ、ドヤ顔する受付氏。
正直この辺でぶち切れそうになったんですが、半分お仕事ということもあり、「じゃあ伝票直せば5桁で入力していただけますか*6?」と妥協して、どうにか受け付けてもらえました。

もうちょっと客対応よくしろよとか、融通聞かせろよと思うと同時に、このエラーの出し方は親切じゃないよなあ、とか、たしかにどこにもこの数字が頭の5桁であるとは明記されていないけどねえ、とか思いつつ、ジムで泳いで気持ちを落ち着かせたのでした。笑
しかし日本の何倍もお金取られてこれというのは、どうにかしてほしい。。
さすがに帰宅してからレシートにあったご意見窓口に一連の流れを書いて改善を求めましたねw


あと、今日たまたま気づいたのですが、USPSのトラックってナンバープレートがないようです。
ほかの政府機関(たとえばNational Park)の車ではU.S. Governmentのプレートがついているのをよく目にするのですが(極めつけは都内でそのプレートを見たことがあります。そのとき調べたことには、たしか地位協定の関係で米軍公用車両はそのまま日本国内を走っていいことになっているらしい、とか)、ググってもいまいちよくわからなかった…

*1:United States Postal Service。アメリカ合衆国郵政公社

*2:おそらく小笠原の11日が最長か?

*3:もっともEMS相当のPriority Mailでも$61.50〜。日本からアメリカへのEMSなら1200円〜なのに…。これでもFedEx直送よりはちょっと安いっぽい

*4:7桁全部入れたらすでに膨大なリストがさらにとんでもないことになっちゃうしね

*5:p.21

*6:Would you…?とやってみたw